兼業トレーダー歴7年の軌跡 第4話 -終わりなき手法探しの旅編②-

こんにちわ、セルタです。

私の兼業トレーダーとしての7年間の軌跡、、

その第4話になります。

前回は野川さんの売買戦略徹底マスター講座で

4つの戦略を学んだところまで書きました。

4つの戦略をもう一度おさらいすると、、、

1.トレンドフォロー戦略

2.スイングトレード戦略

3.ブレイクアウト戦略

4.オーバーシュートの逆張り戦略

この4つの中から自分に合った売買ルールを構築して行くわけですが、

ブレイクアウト戦略とオーバーシュートからの

逆張り戦略に関しては今まで実際の相場で

散々負けてきた戦略になります。
101-150x150

よって私はトレンドフォローと

スイングトレード戦略を足して2で割ったような戦略をルールとしました。

簡単に言えば週足、日足を見ながらダウントレンドからアップトレンドに

転換したところ(ダウントレンドの根拠が崩れた場面=安値の切り上がり)

でセットアップし、

ローソク足が20EMAを上回ってきたらロングでエントリー

という非常にシンプルなルールでした。

RSI でのダイバージェンスも監視してましたね。。。

5.自分に合った手法の模索

スイングトレードのルールを決めた私は、

さっそくトレードする通貨ペアの選定に入ります。

2012年2月から初めて最初はなかなか良い通貨ペアが

見つからなかったんですが3月に入った時に良い形の

通貨ペアを見つけました。

その通貨ペアは・・・GBP/NZDです。

マイナーな通貨ペアでトレードするのは初めてで、

そのスプレッドの広さにビビリながらエントリーした記憶があります。

週足を見て1000PIPS位はいけるなと思っていたため、

その後約2ヶ月間ポジションを保有し続けました。

その間の利益のおおよその推移ですが・・・

+500PIPS → ほぼ建値 → +650PIPS → +150PIPS

→ +900PIPS → +700PIPS (ここで決済)

相場のボラティリティが高かったこともありますが、ドローダウンが

激しくて、とにかくまあ~ 精神的に辛かった(笑)

野川さんもスイングトレードは一番辛いって言ってましたが、

ホントにその通りでした。

大きな利益という結果を出せた訳ですが・・・

(ちなみにこの時の+700PIPS超は今でも私の最高益です)

スイングトレードはドローダウンを許容しなければならず、

それがあまりにも精神的にキツ過ぎて、

自分には合っていないなと感じていました。

当時の私は完全にポジポジ病気味でしたし・・・

ドローダウンに耐えてポジションを何とか保有していたのですが、

実は裏で短期売買の勉強も始めようと教材を物色していました。

野川さんは基本的に日足で相場を判断しているようだったので、

短期売買で結果を出しているトレーダーを探していたのです。

調べるとわかりますが、短期トレーダーで結果を出している人は

ホントたくさんいるんですよね~

で、これまた運良く良さそうな教材を見つけたんです!

それがFX-JINさんの『FX革命』という教材でした。。

しかも値段も何と3980円!!

言うまでもありません・・・速攻で買いましたね(笑)

FX-JINさんは1年間シグナル配信して1700人にものぼる

全会員さんの資産を10倍にした実績があり、

自身でも毎月資金を倍にしている凄腕のカリスマトレーダーさんです。

確かシグナル配信してたときは年間10000PIPS以上の

利益だったハズです。

野川さんの動画講義は相場の概念が中心ですが、

この「FX革命」はカリスマトレーダーのロジックが動画で

見れるということで野川さんの時とはまた違った衝撃を受けました。。。

ちなみにこの『FX革命』ですが既に販売中止されてます。

現在はバージョンUP版の『FX革命DX』となって期間限定で

販売されているようです。

『FX革命』で学んだ事

・CCIのインジケーターを使ったトレンドの方向の判断方法

・ポジション追加をノーリスクでやる方法

・動画でカリスマトレーダーのリアルトレードが見れる

『FX革命』の感想

勝ち組トレーダーのロジックがどういうものなのか?

が分かったのが大きかったです。

何てたってこの価格でカリスマトレーダーのトレードを

動画で見れたわけですから!

このFX革命ですが、実は応用編と呼べるものが ありました。

FX革命購入者のみ参加できたんですが、それが

『Secret Trade Academy』と呼ばれる12ヶ月のスクールです。

こちらではFX革命のロジック発展版と

それ以外のロジックが2つ学べました。

中でもMAを使ったデイトレロジックは単独では

不安定な印象なのですが、

水平ラインと組み合わせると非常に有効なものです。

ところでFX-JINさんですが、教材を色々出していて

それぞれで違うロジックを公開しています。

『FX革命』『Secret Trade Academy』で勉強するうちに、

JINさんの他のロジックも気になってきていました。

私はこの時からもう・・・完全なノウハウコレクターと化してました。笑

知らず知らずに手法のみ追いかける聖杯探しの旅人に

なり果てていたんです。

勝てないから・・・わからないから・・・すぐ次の手法へ!

完全にそんな思考回路でした。

これじゃ何をやっても上手くいきません!!

1つのことをやり続けてみることが大事なんです。

でもそれって結局 、良い教材に出会うまでは

誰しも繰り返してしまいますよね。

なるべく最短で結果を出すには、良い情報を選択していける力、

つまり教材や手法を見る目を養うことが必要ということです。

だからこそ、手法より先に相場の本質的なことを学ぶ必要が

あると思います。

野川さんに本当に大切なものが何かを教わっていたハズの私が、

ロジックのみを追いかけてしまうという状況になってしまったのは、

JINさんの年間10000PIPSという とんでもない実績を見て

自分の軸を見失っていたのが原因だと思っています。

話がそれてしまいましたが、JINさんの新たなロジックを求めて

真っ先に購入したのが『恋スキャFXビクトリーDX完全版』でした。

初期の『恋スキャ』の時はお笑いタレントの長州小力さん

(→なぜ小力が?って感じですが・・・)

が推薦していたりして、もともと結構有名だったみたいです。

私が購入したのはその続編版で、

現在まで7000本以上売れている超人気教材なので

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

発売されてから3周年を迎えたロングセラー教材です。

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『恋スキャFXビクトリーDX完全版』で学んだ事

・主にレンジ場面で有効なロジック

・強いトレンド発生中に有効なロジック

・RSIを使ったトレンド判断の仕方

・インジケーターが有効に使える場面とは?

・動画でカリスマトレーダーのリアルトレードが見れる

『恋スキャFXビクトリーDX完全版』の感想

前回の第3話で書いたと思いますが、

その頃私はレンジ相場が大の苦手でした。

恋スキャのメインのロジックはレンジ場面で有効なロジックなので、

レンジ場面ではこのロジックでちょこちょこ勝てるようになりました。

ただ、、、JINさんのロジック全体に言えることなんですが、

ロジック通り忠実に損切りをすると、

どうしても損大利小になってしまいます。

その分、勝率でカバーする感じなんですが、

このロジック単独では厳しいと感じました。

RSIも後から相場を見ればエントリーサインになってたりするんですが、

リアル相場ではカクカク動くのと、

実際の値動きからは大分遅れますので判断し難く感じました。

ラインの知識や、相場に関する知識があらかじめないと上手く

使いこなせないのではないでしょうかね。。

忠実にロジックだけに従って結果を出した人も実際にいますが

少数派な気がします。

ただ、この恋スキャ会員さんの中からスーパートレーダーが誕生します。

関野さんという方なのですが、

関野さんは恋スキャのロジックを上手く自分なりにアレンジし、

10万で始めた資金を1年も経たずして1300万までにした

素晴らしい実績をお持ちです。

恐らく恋スキャの会員さんの中で1番の実績を出しているかと思いますが、

その関野さんも相場に関する知識の土台がしっかりあったんですよね。

正直JINさんよりも相場の知識はあると思います。

腰スキャからの派生商品で『関野パック』が出るほどJINさんからも

一目置かれる存在です。

私もそんな関野さんに憧れて『関野パック』を購入しました。

JINさんは、どちらかと言うと天才肌のトレーダーだと思います。

野球で行ったら長嶋茂雄、お笑いだと松ちゃんやビートたけしですかね。。

直感というか、相場に対する危機管理などの判断力が凄いです。

恋スキャのロジック自体が、JINさんの裁量トレードを

無理矢理インジケーターで表現したようなものみたいですから、

人によって合う合わないは分かれるところだと思います。

天才の真似をしても凡人には限界があります。

ですから、恋スキャのようなロジックを自分に合ったレベルに

上手く落とし込むことが肝心です。

さて、恋スキャ本編の内容を実践して行った私の感想ですが、

教材の中で解説されているのは5分、15分足など短い時間足での

トレードが多いのでダマシとかに合いやすかったですね。

私はもともとスキャルをやっていた頃のトラウマもあり、

5分足が苦手だったので最初はえらい苦戦しました。

恋スキャのレンジ場面でのロジックは単一時間足でしか解説されて

いませんのでダマシ的な動きに巻き込まれるのが腑に落ちなかったです。

あと、損切りサインが遅目に出るため、

どうしても負けた時の損失は大きくなってしまっていました。

そういう意味で『関野パック』では日足、4時間といった長期の時間足の

動きを見ながら、エントリー時にのみ恋スキャのロジックを使うという

関野流アレンジ方法が学べる画期的なものでした。

私はそこで初めて複数時間足の考え方に

触れることができました。

この『関野パック』からの知識が今でも非常に大きな意味を持っています。

恋スキャに限らず、どんな教材でも人によって合う合わないがあるのは

仕方ありません。

確かに勝っている人を純粋に真似ることは大切だとは思います。

ただ、それが自分にはちょっと合わないかな?って時は、

良いところだけ抜粋して自分の中に取り込めば良いのです。

約10ヶ月くらいですかね。。。

恋スキャ含め、JINさんのロジックでトレードしましたが

結局トータル損益はトントンくらいでした。

負けなかっただけ良かったのかも知れません。

『関野パック』も考え方は画期的で良かったのですが、

とにかく決済が難しかった・・・・

どちらかというとスイング向きなのでドローダウンをある程度は許容

して利益をできるだけ伸ばすロジックなんですよね。

先に述べた通り、

最終的にこれも当時の私の性格には合いませんでした。。。

ただ、複数時間足の考え方を得られたことは大きかったです。

決して無駄な買い物ではありませんでした。

恐らくこの記事を読まれてる方の中にも、

恋スキャを買ったけど思うような結果に繋がっていない人が

いるのではないでしょうか?

もしいらっしゃっいましたら、勉強会などで情報を共有しませんか?

今の私なら恋スキャでつまずく部分に対してきちんと説明できます。

どうぞお気軽にご連絡ください!

余談ですが、恋スキャは長い間ベストセラーになっているだけあって、

今でもたま~にオンラインセミナーとか開催されています。

サポート体制もしっかりしてますので、

そこは他のどの教材にもないところでしたね。

何かいつの間にか恋スキャについての記事になってしまいました。。。

結局、FX-JINさんの教材でも結果が出せなかった私が

その後どうなって行ったかというと・・・・

これは次回の第5話で書きたいと思います。

次回はいよいよ覚醒編ですので、お楽しみに!

『兼業トレーダー歴7年の軌跡 第5話』はこちらからどうぞ


 

◎管理人の兼業トレーダー歴7年の軌跡

 第1話 : 怖いもの知らずで有頂天だった自分

第2話 : ドン底から這い上がる

第3話 : 終わりなき手法探しの旅編①

第4話 : 終わりなき手法探しの旅編②

第5話 : 覚醒編